横浜市長「IR誘致スケジュールは変えず」との方針

林文子横浜市長は2020年4月8日の市長定例記者会見の中で、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、IR(統合型リゾート施設)誘致活動のスケジュールの見直しはしないのか」という記者の質問に答えた。

 「(IR誘致に)反対する市民団体が、休戦を呼びかけたい、スケジュールを止めて欲しいと言っているが、市としては見直しを考えているのか?」との質問に対し、林文子市長は「政府のほうも、(国への申請期間である)来年の1月から7月は変えないと言っている。市としてはこのスケジュール感の中で、いま私どもが議決も頂いてやっていく方向になっている中で、そのスケジュール感に合わせる為には、市のスケジュールを動かすことは出来ない状況であり、止めることは出来ない」と答えた。また、反対派の市民団体に関しては「こういう状況ですから、皆さん団体の活動も少しうまく進まないだろうから(活動を一時休止した)と、その意見も私自身は非常に理解は出来る」と述べた。
(引用:https://www.asgam.jp/index.php/2020/04/13/yokohama-mayor-says-no-change-to-ir-bid-schedule-jp/)

林文子横浜市長は、自身の選挙戦ではIRは「白紙にする」との公約をして当選しましたが、その後一転してカジノを含むIR誘致を正式に表明したという経緯があります。

これに対しIRに反対する市民団体は、IR誘致の是非を問う住民投票を求める著名活動を2020年4月24日から始め、最終的には横浜市長の解職請求が可能になる50万人分の署名を集めることを目指しているそうです。

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